価値が低くて売れないと思っていませんか?平成や普通の年賀用切手でも意外と高いんです。コレクションは1万円例もあるため捨てるのがもったいないですね。高額なものもあるからです
▼プレミアがつかない
額面の50%~90%
普通の年賀切手は額面の80%前後の価格。額面が10円以下、50円以下のものは査定額も低くなる。
▼お年玉付き年賀切手
干支がデザインされたシートです。翌年の干支が毎年違うデザインで発行されます。62+3円など、寄付金付き切手などがあります。査定額はどちらも同じで、額面の50%以上です。50円以上が価値が高いのは、法人に需要があるからです。80円の年賀切手が換金率が高くなるでしょう。
コレクターの処分品が増えています。整理するとこのくらいの価格はよくあるのです。
消印ありでも買取できるものがあります。戦前のもの、昭和初期のもの、初日カバーなど希少価値があるものです。
年賀切手は昭和・平成のどちらでも買取できます。数枚、10枚でも1,000円以上はあります。
画像 落札
プレミア年賀切手
日本で最初の年賀切手「富士」
▼1935年富士1銭5厘
買取価格 2,000円~
渡辺崋山と菊紋。一番のプレミア価格。シートは5万円以上
20枚連刷シートは約10万円。未使用状態でていねいに保管してあると価値がさらに上がる。反対に折り曲がりや汚れ、ノリのはがれがあるとマイナスになることもある。
▼1936年1銭5厘
買取価格 1,000円~
二見ヶ浦と菊紋、1/2のデザイン。発行枚数は多いが価値が高い。
▼1937年2銭
買取価格 2,000円~
しめ縄と菊紋の絵柄。戦前切手としては特に高額な種類。
▼1948年2円
買取価格 400円~
戦後初めて発行された。はねつきと「日本郵便」がプリントされている。シートは2万円以上
▼1950年2円
買取価格 900円~
虎のデザイン。無目打ちの5枚シートが価値が上がる。シートは2万円前後
▼1951年2円
買取価格 650円~
うさぎと少女の絵柄。タブ付き5枚シートは5,000円前後。
▼1952年5円
買取価格 1,000円~
お面の図案が特徴。昭和27年のお年玉と書かれた4枚連刷シートが1万円以上
▼1953年5円
買取価格 700円~
人形の絵柄で500万枚発行。タブ付き4枚シートが9千円以上
▼1953年5円
買取価格 500円~
三春駒のデザイン。お年玉切手の連刷シートは5千円以上
▼1954年5円
買取価格 300円~
おきあがりこぼしのフルカラー印刷。切手ブームの終わり頃で価値が下がる。4枚シートが5千円以上
▼1955年5円
買取価格 100円~
こけしのデザイン。1956年用の切手。4枚連刷のお年玉シートが3千円以上
▼1956年5円
買取価格 100円~
だんじりの図柄で1957年のお年玉。4枚連刷シートが千円以上
▼1957琉球2円
買取価格 300円~
60万枚限定の貴重なもの。松竹梅の図面。シートは1万円以上
▼1960琉球1/2¢
買取価格 400円~
沖縄の古切手。外国扱いで切手買取専門に持ちこむ必要あり。シートは2万円以上
[chudansell]
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年賀切手どこで売るといい
古切手は切手買取専門店がおすすめです。理由は査定額が高いこと、外国から古いものまで全部買取できるからです。
名前や種類のわからないもの、これは価値の高いものもあるのです。特に昔の切手は1銭、5銭と同じ種類でも査定額が大きく違います。じっくり査定できるところでないと、間違って低くなることもあるでしょう。
◆処分先選び方のポイント
・持込方法
お店まで持ち込まないといけない場合、大量処分には向いていない。宅配便で送る時でも、ダンボールに入り切らないと梱包が大変になる。郵送では時間もかかり、送料が自己負担になることもある。出張査定は全国対応もあり、価格を知るだけでもOK。無料で年賀切手のコレクションを処分できる
・買取対応品
額面が「銭、¢、文、厘」になると、郵便としては使えない。利用価値がないものは買取できないこともある。切手買取の専門だと、古い年賀切手、プレミア切手も適性評価。アルバムやストックブックの処分にも向いている
・バラやダンボール品
仕分けされていないものはマイナス査定になることもある。未分類のストックブックや切手帳などは仕分けが必要になることもある。分類不要の買取会社もある。
・地域
切手の査定は宅配便や自宅訪問することも多い。ただ全国対応している所が少ない。対応地域や査定までの時間なども比較ポイント。
切手専門店はいくつかありますが、全国対応しているところは少ないです。全国出張も少数しかありません。例えばバイセルなどがあります。