特殊切手の中でも1・2を争う高額なものが公園切手。プレミア種類は10万円以上!ただし古い切手のため処分先次第なんですね。買取先についても考えてみましょう。
[hyoue]
第一次国立公園シリーズ・戦前
第一次国立公園シリーズは1936年から1956年に発行されました。全部で70種類。切手ブームの昭和の頃のため価値が高いものが多くなります。
上のような連刷シートはそのまま切り離さずに査定に出しましょう。シートなどはバラにしてしまうと査定額が下がります。額面が低いものほど発行枚数が多く、価値が低くなっています。反対に20銭、20円など額面が高くて発行枚数が少ないものが高額査定です。
最高額の貴重品
▼東海道の富士1936年
買取価格
未使用バラ 3,000~5,000円
公園切手の中でも一番高額。25万枚の限定レア。
▼日光1938年
買取価格
未使用バラ 50~2,000円
2銭、4銭、10銭、20銭。4種連刷は1万円ほどと高くなる。
▼大山瀬戸内海1939年
買取価格
未使用バラ 50~2,000円
2銭、4銭、10銭、20銭。4枚連刷は5,000円~8,000円前後。
▼阿蘇1939年
買取価格
未使用バラ 100~5,000円
2銭、4銭、10銭、20銭があり種類によって価格が違う。
▼大雪山1940年
買取価格
未使用バラ 100~4,000円
2銭、4銭、10銭、20銭。4種シートが3万円前後。
▼霧島1940年
買取価格
未使用バラ 100~3,000円
2銭、4銭、10銭、20銭。5万枚限定シートが高い。
▼台湾大屯1941年
買取価格
未使用バラ 200~2,500円
2銭、4銭、10銭、20銭。新高山、観音山、新高阿里山
▼次高タロコ1941年
買取価格
未使用バラ 200~1,500円
2銭、4銭、10銭、20銭。4種連刷が1万円以上と高い。
戦前の公園切手は全32種。収集用の小型シートなどは価値が上がります。
▼全32種バラ 40,000円~
[hyoubannii]
第一次国立公園シリーズ・戦後
1945年以前の戦前のものは発行枚数が少ないためレアです。戦後の公園切手は100万枚以上になり、投資や収集人気も落ちました。査定額でも10万円を超えるものは少なくなります。
▼吉野熊野1949年
買取価格
未使用バラ 100~2,000円
2円、5円、10円、16円。とろ八丁が高い。連刷が3千円前後。
▼富士箱根1949年
買取価格
未使用バラ 100~700円
2円、8円、14円、24円。河口湖や山中湖。連刷が4,000円前後。
▼阿寒1950年
買取価格
未使用バラ 100~1,500円
2円、8円、14円、24円。24円の摩周湖が高い。4枚連刷は4,000円
▼十和田1951年
買取価格
未使用バラ 200~1,000円
2円、8円、14円、24円。八光田連峰が高い。4枚連刷4,000円
▼中部山岳1952年
買取価格
未使用バラ 500~2,000円
5円、10円、14円、24円。黒部渓谷が高い。4枚連刷が1万円
▼磐梯朝日1952年
買取価格
未使用バラ 500~1,000円
5円、10円、14円、24円。4枚連刷が10万枚限定で1万円。
▼支笏洞爺1953年
買取価格
未使用バラ 200~700円
5円、10円。支笏湖、楽てい山。2枚連刷は約5,000円。
▼伊勢志摩1953年
買取価格
未使用バラ 150~450円
5円、10円。20万枚発行の2枚連刷は5,000円前後。
▼雲山1953年
買取価格
未使用バラ 10~500円
5円、10円。2枚連刷は2,000円~3,000円。
▼上信越高原1954年
買取価格
未使用バラ 200~600円
5円、10円。2枚連刷が希少価値が出る。
▼秩父多摩1955年
買取価格
未使用バラ 100~150円
5円、10円。2枚連刷が2,500円前後。
▼陸中海岸1955年
買取価格
未使用バラ 150~200円
5円、10円。2枚連刷は2,500円程度の相場。
▼西海1956年
買取価格
未使用バラ 50~100円
5円、10円。2枚連刷は約2,000円。他より価値低い。
戦後の公園切手 全38種
▼全38種バラ 20,000円~
プレミアが付かない公園切手
▼第2次国立公園シリーズ
額面の100%~500%前後の相場になります。
第2次国立公園シリーズ 全52種 1,500円~
1962年から1974年に発売されました。全52種でフルセットになると価値が高くなります。切手ブーム以降で発行枚数も1,000万枚以上。プレミアはつきませんが、大量処分では1万円以上はよくあります。エンタイヤやFDCなど郵趣価値が高いと査定額も上がります。
▼国定公園切手
額面価格の80%~200%前後の相場です。
国定公園切手 全59種 2,000円~
1958年から1973年に発売されたものです。都道府県別に婷婷された国定公園が描かれています。全59種で、シリーズセットになると査定額が高くなります。プレミアがつくものはありません。1960年以前の国定公園切手は少し価値が高くなります。
切手には名前や年代が書かれていませんね。「1銭、5厘」の古い切手でも換金できますよ。名前がわからないなら査定に出せばスッキリします。もしプレミアが付いたら、価値が1万倍以上ですからワクワクしますね
どこで売る?査定先選び方
額面が「銭・厘・文」のものは買取先が少なくなります。高額な種類のため、専門性もすごく大事なことになるでしょう。
・切手知識がない
⇒額面の違い、種類の違いがわからない
査定額が不安定で安いこともある
・切手知識がある
⇒ていねいに査定 種類の違いがわかる
査定額が確か プレミアがわかり、普通の切手でも適性評価
Q.名前や種類がわからない
A.公園切手には年代や名称が書かれていません。シートや連刷切手には詳細があります。種類で相場はあるため、大体の価格は上の相場情報が参考になります。詳しいことは買取会社に相談してみることです。査定のみは無料でできます。公園切手が今いくらかわかります。
Q.売るならどこがいい?
A.数枚の切手なら近くの買取会社でもいいでしょう。大量処分するなら、全国対応出張店がおすすめです。切手とコイン、骨董など他にも査定できるからです。公園切手対応おすすめこちら。
[premium]