古いコレクションは価値がわからないところでは売れないんです。近くのお店を探すよりはもっと良い所を見つけるといいでしょう。査定先次第でも買取価格は大きく違うからです
軍事切手種類価値一覧
▼軍事切手(青島)
買取価格 1,000,000円以上
中国、朝鮮で使用された。額面は3銭だが種類やデザイン、用紙の違いなどで数種類ある。貴重な種類のため、100万円ではなくても1万円の値段がつくものがある。他にも駐屯した兵士が使った電信用切手もあり、こちらも数千円以上の価値がある。
▼在外地局切手(10円)
買取価格 400,000円以上
朝鮮で使用されたもので「朝鮮」「支那」の字が刻印されている。プレミアが付くものが多く、一枚で1,000円以上が多い。その中でも特に高いのが10円の支那字入。22,200枚発行の希少価値で幻の逸品とされる。
▼満州国建国1年(10分)
買取価格 3,000円以上
満州切手では建国記念、大東亜戦争1周年などの記念切手発行された。普通郵便用や年賀切手は価値が低いが、航空切手などは高いものがある。希少種類では1枚でも1万円以上の査定額例がある。種類が豊富なため、専門の買取会社で換金するのがよい。
▼フィリピン独立記念1943年
買取価格 8,000円以上
独立記念は数種類あるが、一部のみプレミア価格。1センタポは価値が低い。戦争中の軍事切手は20種類前後あるとされている。価値が高いものは1万円以上もある。描かれている人物は一般フィリピン女性。
▼マライ1943年(70C)
買取価格 3,000円以上
大日本帝国のマライで使用された軍事切手。10種類あると言われている。他にも1C、10C、50Cがあるが70Cがプレミア価格で他は安い。マライの切手ではほかにも「郵便貯金100万ドル突破」「新生マライ2周年」があり、こちらは1,000円以上の査定額。
▼ジャワ貯金切手1943年
買取価格 9,000円以上
オランダ領インドのジャワ占領を記念して作られた。他にもスマトラ島の50C、1Rなどが高額査定。他の古いインド切手は価値が下がるが、買取は可能。
▼ビルマ紋章1943年
買取価格 2,000円以上
軍事切手は日本語印刷もあるが、ビルマ紋章は外国語で刻印されている。1アンナなども貴重で、数千円の値段が付く。ビルマ、ジャンの軍事切手はレア種類もあり、額面や種類の違いが数十種ある。
▼北ボルネオ1943年
買取価格 5,000円以上
北ボルネオは4C、8Cの2種類がある。どちらも希少性があり、数千円の値打ち。使用済みで封筒に貼ってあるもの、消印有りのものでも1,000円以上の査定額が期待できる。
[hyochudan]
売り先どこがいい
軍事切手は明治、大正、昭和初期に発行されました。額面が古いため、普通の郵便使用はできません。「銭、文、厘、C」など古い種類になります。これは普通のショップや買取会社では売れないこともあるのです。
古いものは骨董品と同じです。専門の査定士がいて、価格が付けられます。これが鑑定知識のないところへ持ちこむと、安い値段が付けられてしまいます。
例えば満州国切手でも100円のものから数千円のものがあります。これが種類のわからないところで査定すると安く見積もられます。買取専門でなら適正な価格を付けてくれます。
普通の郵便用、記念切手や外国のものなど混ざっているものも売れない場合もあるでしょう。これも買取専門店でなら全部一度に処分できます。このように換金する時は選び方が大事なことがわかります。
軍事切手やコレクション、アルバムの整理は買取比較ランキングが参考になるでしょう。買取は全国どこでもできるため、近所のお店を探す必要がありません。
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