切手は値段が決まっているものです。価格比較のためにキャンセルしても差がつかないこともあります。ただ昔の切手処分の時や査定額を知りたいときはキャンセルすることもありますね。取り消しタイミングと方法を紹介しましょう!
キャンセルはいつできるか
買取会社に査定に出したもの。これは売らなくてもよいのです。査定額を聞いた後に、売却してしまうか断ります。
査定完了後
査定に出すと今の価格がわかります。期待に胸踊らせて待ちましょう。もしプレミアがついたら・・・
店舗での見積もり、電話相談、メールLINE相談などで切手の見積もり確認をしたとします。この時は価格や詳細を問い合わせただけなのでキャンセルはできます。いきなり自宅に訪問してきて金品を買い取る業者もいるため注意が必要です。「査定して見積もりを出すだけ」と事前に連絡しておいてもいいでしょう。
古い昔の切手の現在価値を知りたいことがあります。昔のコレクション、投機的に買った切手の価格の見積もりです。日本切手は相場が安定的で、軍事切手や戦前切手などは相場が変わることもあるといいます。
「切手趣味週間今いくらだろう」「オリンピック切手はプレミア付くのか」。査定すれば結果がわかります。無料査定がほとんどのため、売却する気がなくても価格を知っておくといいでしょう。
実際に買取依頼を出した場合、キャンセル料が発生することもあります。郵送買取の場合なら送料です。出張買取なら出張費になります。送料負担やキャンセル料は会社によって違います。
「切手の価格だけを知りたい」「他店と比較してみたい」。実際にいくらかわかると、気が変わることもあるでしょう。WEBから買取申し込みをした場合、電話やメールやLINEなどで査定額を聞きます。明治、大正、昭和初期の切手は現存数も少ないので価格が変わることもあります。
売却終了後
大量処分すると、多くの人が1万円以上。レアがあると金額は倍増するでしょう。
自宅訪問で切手を買い取ったとき、クーリングオフができます。後で気が変わったり、家族ともめたりした時、品物を取り戻せます。この時でも所定の手続きが必要です。
ショップと相談して、キャンセルできることもあります。領収書やレシートなど証明になるものがあるといいでしょう。あくまでお店側のサービスの範囲なので、キャンセルに応じてくれる店は良心的なところだといえます。アフターフォローしてくれる買取店がおすすめです。
切手を買い取って代金を受け取った後は、領収書や証明になる書面を保管しておくといいでしょう。どちらにしても、切手買取キャンセルはお店側にも持ち主にとってもいいことじゃないですよ。
[chudansell]
切手買取とクーリングオフ
クーリングオフは、売買が成立した後に取り消しできる制度です。もちろん条件があります。
- 特定商取引法(第58条の14)
- 訪問購入の時
- 該当する品物のみ
- 書面を受け取ること
- 所定の手続きをとること
- 期間内であること
※詳しくは買取店へ
訪問購入
自宅等を訪問して、物品の購入を行う取引のこと。
消費者庁特定商法取引ガイド
切手の出張買取はクーリングオフができるんですね!書類を受け取った後の8日まではキャンセルができます。高価なもの、思い出のコレクションなどを取り消して返品したいときはよく相談しておきましょう。
クーリングオフの方法
切手の買取終了
書面の受け取り
↓
クーリング・オフ依頼
↓
はがき、電話、FAXなどで連絡
↓
品物の返送
↓
署名・捺印
↓
受け取った代金返金
↓
クーリング・オフの手続き完了
訪問購入のクーリングオフは2段階です。
・売主は売却後8日間のクーリングオフ期間中は物品の引き渡しを拒絶することができる。
・買主が売渡済みの物品をクーリングオフ期間内に売却する場合は
売主に売却先や売却日を通知する義務があり、
売却先には売主からクーリングオフされる可能性があることを通知する義務が発生します。その他、訪問販売の規制と同様に、クーリングオフができることを伝える書面の交付義務や買取者の氏名等の明示、不当な勧誘・クーリングオフの妨害禁止の規制が適用されています。
古物商許可サポートより
切手を買い取って代金を受け取った後は、領収書や証明になる書面を保管しておくといいでしょう。どちらにしても安心して査定に出せるんですよ!
[kanrenkiji]